お赤飯のルーツは古代米

JUGEMテーマ:雑学

 

お祝いの席や神事には欠かせないお赤飯。小豆ともち米という普段のご飯とは違う非日常感が、お祝いの席を華やかに盛り上げます。でもなぜ、お祝いの席にお赤飯を食べるのでしょう?なんとなく紅白で縁起が良いからだと思っていましたが、それだけではないようです。

 

もともとは赤米という赤いお米を使っていたのが起源なのだとか。赤米というのは稲作が始まった頃から栽培していた原始的なお米。きわめて古い品種であるため、ご先祖を祀って祝う日などには、この赤米を炊いて先祖の霊に供えるという習わしがあったそうです。

 

しかし、この赤米の赤い色はタンニンなので、そのままではとても食べられない味だったり、硬かったり、収穫量が少なかったりしたため、稲作技術が発展して品種改良が進んだ江戸中期頃からは、白いお米と小豆などの赤い豆で炊いた現在のお赤飯の原型が広まったと言われています。

 

ちなみに、地域によってはお葬式の時に赤飯を食べる風習もあるようで、これは長寿の方が亡くなった時に、天寿を全うしたお祝いとして振われるのだそうです。

 

下等米として明治期に撲滅され、すっかり見られなくなっていた赤米ですが、食の多様化が進んだ近年、いろいろなお米のニーズが高まり、それと共に赤米の品種改良も進み、最近では「古代米」などとして販売されるようになりました。白米に少し混ぜて炊くのがいいようで、硬さがアクセントになりおいしいなどと言っている人もいます。

 

お赤飯はコンビニのおにぎりでいつでも食べられる時代になりましたが、赤米を食べたことがある人はあまりいないのでは。抗酸化作用のあるタンニンが豊富な赤米は、今ではヘルシーフードとも言えます。思うように外へ出られない今、家にいる時間を楽しむひとつの方法として、古代のご先祖様に思いをはせて赤米のお赤飯にチャレンジしてみてはいかがでしょう。

スポンサーサイト

  • author: スポンサードリンク
  • 2020.06.30 Tuesday

この記事に対するコメント

コメントする