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  • 2019.10.21 Monday

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盲腸は大事な役割を持っていた!

JUGEMテーマ:雑学

 

手術が必要な身近な病気といえば、虫垂炎があります。通称、盲腸。盲腸の先にある虫垂という小さい袋が炎症を起こす病気ですね。日本人で発症する割合は、1000人に11.5人とも15人に1人とも言われ、いずれにせよ高い頻度です。1020代に多いそうですが、それ以外の幅広い年代でも起こります。

 

あまりにも多くの人が発症し、手術で取り除いてしまうため、盲腸は役に立たないものの代名詞のように言われていました。本当にそうなのでしょうか?

 

盲腸は大腸と小腸の境にあり、食べ物が小腸から大腸へ通過しようとすると、盲腸を含めた大腸上部が動いて食物を行き来させながら消化を促します。特に草食動物の場合は、小腸で消化し切れなかった食べ物が盲腸でさらに細かく消化されるという大事な働きをしています。でも人間の場合は、それほど消化の悪いものを食べないため、盲腸の役割も重要視されていませんでした。

 

ところが近年の研究で、盲腸の中にはたくさんの免疫細胞が棲んでいて、健康に関わる腸内フローラ(腸内細菌叢)を整える役割を果たしていることが分かってきました。また2015年には、手術で盲腸を取ってしまった人と、手術していない人を比べると、手術した人の方がその後1年半〜3年半の間、大腸がんになる確率が2.1倍という発表があり世間を驚かせました。

 

当たり前のことですが、取るに足らないように思われていた盲腸にも、大きな存在理由があったんですね。

 

「自分は手術で盲腸を取ってしまったから、大腸がんになる可能性が高い?」なんてあまり心配し過ぎないでください。リスクが上がったのは術後3年半までのことで、その後のリスクは手術しない人と同様だそうです。大らかに過ごした方が、体全体の免疫力もきっと高まりますよ。

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