体をトントンと叩くと何が分かる?

JUGEMテーマ:雑学

 

病院へ行くと、お医者さんは初めに口頭でいろいろ質問してから(問診)、皮膚や舌などを見たり(視診)、脈やお腹を触ったり(触診)、聴診器で心臓や肺の音を聞いたり(聴診)、指で体を叩いたり(打診)して診断します。

 

医療が発達した今でも、こうしたお医者さんの五感と経験を使った診断はなくなりません。でも、見たり聞いたり触って様子を診るというのは分かりますが、トントンと指で叩くという方法はいったい、いつ誰が考えたものなのでしょう?

 

この打診を考えたのは、18世紀のオーストリアの医師レオポルト・ウエンブルッガーさん。当時、胸の病気の場合、胸壁があるため診察で確認することができませんでした。そんな時、実家が宿屋だったウエンブルッガーさんは、父親がワインの樽を叩いて内容量を確認しているのを見て、打診を思いついたのだそうです。胸を指で叩いた反響で、肺の中の水のたまり具合や空洞の大きさなどを関連付けたといいます。

 

この方法を診察法として確立したのが、ナポレオンの侍医だったコルヴィザール・デ・マレさん。打診することで、心臓や肝臓が腫れていないか、肺炎や結核の可能性、お腹の張りはガスか便のせいか、などが分かるそうです。

 

やり方は、左中指の腹を対象物に密着させ、右中指の先端で左中指の背中をトントンと叩きます。肺など空洞になっているところはコーンコーンと。心臓など血液や細胞が詰まっているところはコツコツと響くそうです。

 

普段から、自分や家族、ペットの体を打診してみてはいかがでしょう。いつもと違うことに気づければ、病気の早期発見になるかもしれませんよ。

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  • 2019.10.21 Monday

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