セーラー服のかわいい襟はフケ除けだった?

JUGEMテーマ:雑学

 

新学期が始まり、新入生のピカピカの制服がまぶしい季節。特に目を引くのが、日本のJK(女子高生)の代名詞とも言えるセーラー服ではないでしょうか。何といってもあの大きな襟、セーラーカラーがおしゃれでかわいいですよね。

 

でも、ご存知の通り、もとはと言えばセーラー服は海軍の水兵さんの制服。初めて採用したのは17世紀のイギリス海軍だそうです。マッスルな水兵さんが、なぜあのかわいい大きな襟を必要としたのでしょう?

 

当時の水兵さんは長髪を後ろで縛り、ポマードで固めた髪型(タールテール)が主流でした。でも、船の上では入浴も洗髪も洗濯もままならない生活。どうしても背中がフケや脂で汚れてしまいます。そこで、髪の汚れが服につかないように大きな布を後ろに垂らしたのが始まりという説があります。そんな理由だったかと思うとちょっと興ざめですが、もっとも、タールテールが見られたのは1827年までで、大きな襟が現れたのは1830年以降だとイギリス政府のサイトでは言っているので、真偽のほどは分かりません。

 

女学生の制服として日本で初めてセーラー服を導入したのは、1920年京都の平安女学院とされていて、ワンピース型のウエストをベルトで締めるスタイルだったそうです。現在のようなセパレート型で採用した学校は諸説あるようですが、福岡女学院が動きやすい体操服としてセーラー服を元に太田洋品店の太田豊吉に開発を依頼したもので、プリーツスーカートも動きやすいようにと太田さんが考えたという説がおもしろいです。

 

フィギュアスケート世界女王のメドベージョワ選手が美少女戦士セーラームーンのコスプレでセーラー服姿を披露するなど、日本アニメ人気のおかげで、今や「Sailor fuku」は万国共通語になりつつあります。水兵さんのセーラー服は実用的な軍服のひとつですが、今やセーラー服は、かわいい女学生をアイコン化する際の最強の武器になりました。日本のサブカルチャーの威力、恐るべし。

 

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  • 2019.10.21 Monday

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