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  • 2019.10.21 Monday

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帝王切開の帝王って誰のこと?

JUGEMテーマ:雑学

 

今や日本では5人に1人が帝王切開で生まれているそうです。原因はいろいろありますが、出産年齢の上昇に伴い、分娩時間が長引いて母子への負担が増えたり、医療の進歩で妊娠中に母子の状態がよく分かるようになり、危険な兆候が出た場合には大事をとって帝王切開するケースが増えたことなどが挙げられます。

 

の赤ちゃんを取り出す開腹手術をなぜ「帝王切開」という仰々しい呼び方をするようになったのでしょう?

 

帝王切開は紀元前3世紀の古代エジプトで既に行われた記録があり、ローマ帝国でも行われていたそうです。帝王切開はラテン語でsectio caesareaと言い、切り刻むという意味のcaesareaがドイツ語に訳す時にcaesar(カエサル)と誤訳。ローマ帝国のジュリアス・シーザーを指す言葉として伝えられ、日本でも帝王という言葉に当てられたのだとか。また、シーザーが帝王切開で生まれたからという節もあります。

 

いずれにしろ帝王切開は安全な出産をするために行われるものですが、20179月、中国で悲劇がありました。家族に帝王切開を許してもらえなかった妊婦が病院から飛び降り自殺をし、胎児とも死亡してしまったというのです。胎児の頭が通常より大きかったため病院側は帝王切開の準備をしていたそうなのですが、中国では法的に、妊婦が帝王切開で出産するには家族の許可を得なければならず、痛みに耐えられないと訴える妊婦の希望を拒み、頑なに自然分娩をするよう主張したため悲劇を招きました。

 

中国では以前、好きな誕生日に生むために50%以上が帝王切開で出産していた時期があり、非難されていました。この家族が帝王切開を許さなかった理由は分かりませんが、その頃の偏見が残っていたのかもしれません。

 

実は日本でも、帝王切開した女性の心を傷つける出来事が多々あるそうです。帝王切開した人は産みの苦しみを知らない楽な出産をしているなどと言ったり、産道を通っていない子は我慢強くないらしい、子どもが情緒不安定なのは帝王切開で生んだから、など根拠のない偏見を持つ人がいるというのです。

 

子どもは家族にとっても、地域にとっても大切な宝物。どんな生まれ方をしようと、出産へのねぎらいと生命への敬愛は忘れたくないものです。

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