なぜシルバー=高齢者になったのか?

JUGEMテーマ:雑学

 

一昔前は、高齢者を指す言葉に「シルバー」がよく使われました。シルバーシート、シルバーエイジ、シルバー料金、シルバー人材があります。

 

白髪が銀髪っぽいからそう呼ぶのかなと思っていましたが、高齢者をシルバーと呼ぶのは日本ぐらいで、英語圏ではグレーで呼ぶのだそうです。例えば年の功はgray wisdom、老年のはgray hairedというように。

 

シルバーが高齢者を指す言葉として広まったのは1973年の敬老の日に当時の国鉄が山手線、中央線、京浜東北線にシルバーシートを設置してから。他の席と見分けがつくようにシルバーの座席にしてから認知されるようになりました。

 

でも国鉄はその前に、50歳以上の夫婦の旧婚旅行用にシルバー周遊券というものを発行しており、そこから始まっているのだとか。50歳以上といえば、結婚25周年の銀婚式に当たる世代ですから、シルバーという呼び名も熟年という意味でこのあたりからきたのかもしれません。

 

今では、シルバーシートは高齢者だけのものではないという意味で「優先席」に変わり、高齢者を指す言葉もシルバーではなくシニア、エルダーなどと言ったりします。シルバーという言葉を嫌って他の名称に変えても、シニアでもエルダーでも定着してしまえば、同じこと。また高齢者をイメージする言葉になります。

 

9/17は敬老の日。老人福祉法によると、老人とは65歳以上と定められています。今の60代はまだまだ若いので年寄り扱いされたくないと思うかもしれませんが、ありのままに受け入れてみれば逆に気持ちが落ち着くかも。ただ古びた人になるのではなく、価値あるアンティークになろうと思えば、呼び方なんて気にならなくなりそうな気がします。

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  • 2018.11.30 Friday

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