イスラムの国に禁断の豚骨ラーメン店!?

JUGEMテーマ:雑学

 

イスラム教徒が豚肉を食べないのは有名な話ですが、なぜ豚肉がダメなのでしょう?それはイスラム教徒の聖典コーランに、「豚肉は不浄だから食べてはダメ」と書かれているから。

 

理由として、当時、豚の伝染病が流行っていたとか、生食による寄生虫感染の予防という健康上の説。豚は繁殖力が高いため、豚を食べると性欲が高まり理性的でなくなると思われていた説。貧しい人への配慮を説いた教えであるため、贅沢な豚肉を禁止した説。豚は雑食で人間と同じものを食べるため、人間の食べ物を減らさないために豚の生産を禁止した説。狩猟民族であるイスラム人が、農耕民族の家畜である豚を蔑視して嫌ったという説などがあるようです。

 

また、苦しんで死んだ肉は食べてはダメという教えがあり、動物を屠殺する際はナイフで喉笛を一気に切るのが一般的らしいのですが、豚には首がなく、この屠殺方法が適応しないため、死ぬ時に苦しんでしまうから、という説もあったりします。

 

豚嫌いは徹底していて、イスラム教徒の多いマレーシアでは、西遊記を題材にした映画のポスターから猪八戒が消されていたり、イスラエルの動物園では豚を展示できないため、変わりに豚によく似たペッカリーという動物を迎え入れた際「これは豚ではありません」と四カ国語で書いた案内板を立てたりしているのだとか。

 

しかし、そんな戒律の厳しいイスラムの国にも変化の兆しが。イランでは、豚と同様に不浄な動物とされ敬遠されてきた犬のブームが起きていて、ペットとして飼う人が増えているそうなのです。さらに驚いたのが、2017年にテルアビブでは日本の豚骨スープのラーメン店が相次いで出店。時代とともに、タブーを気にしない人が増えているということなのでしょう。

 

長年、厳しい戒律の下に暮らしていたイスラムの人にとって、豚骨ラーメンは、冒涜の味?それとも自由の味なのでしょうか。

スポンサーサイト

  • author: スポンサードリンク
  • 2018.11.30 Friday

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事に対するコメント

コメントする