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  • 2018.09.04 Tuesday

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行政区画はなぜ全部県じゃないの?

JUGEMテーマ:雑学

 

「全国ツアーで47都道府県を周ります」など、当たり前のように使っている都道府県という地方公共団体の名称。ふと疑問に思いませんか?全部県で良くない?って。

 

全国に府や県が置かれたのは1871年。江戸時代まで大名により支配されていた藩を、明治政府が廃藩置県の改革で管理区分を統制し直したことによります。その際、幕府の直轄地で奉行が支配した土地や開いた港がある土地を「府」、代官が支配していた土地を「県」と設定しました。なので最初は、函館府、越後府、甲斐府、江戸府、神奈川府、度会府、京都府、大阪府、奈良府、長崎府と府が10カ所もあったそうです。

 

やがて県に改称したり、編入や合併、分離などで多くが県になり、1869年には東京、京都、大阪以外は府と呼ばないと決まりました。行政の中心である東京、経済の中心である大阪、天皇の御所がある京都だけが別格扱いになったのです。やがて1943年に東京府は東京市と合併し、首都として東京都となりました。

 

ただ、明治になって天皇の御所が京都から東京へ移る際に明確な遷都の宣言はされておらず、また現在でも東京を首都とする明確な法律がある訳ではないため、暗黙の了解で首都となっているようなのです。ですので、大阪都構想を唱える政治家の中には、実現したら大阪都にしたいと言っている人もいるようです。

 

一方、県でも府でもない北海道っていったい何なのでしょう?かつて北海道は先住民族であるアイヌの人たちが住む土地として「蝦夷地」と呼ばれていました。明治になって函館府が置かれたのですが、他はまだまだ未開の地。1869年に開拓使が置かれて函館府は開拓使に。その後1882年の開拓使の廃止により、函館県、札幌県、根室県が誕生したのですが、非効率だということで、1886年には合併して内閣直属の北海道庁が置かれて北海道となりました。

 

北海道の海(カイ)の字はもともと「加伊(カイ)」で、アイヌ語で「この地に生まれし者」という意味の言葉であり、それを海に改めたという説があります。そして県にしては大きすぎるので、県より広域を表す「道」と付けられたのだとか。

 

2017年の札幌市の人口は1947000人超。栃木県、群馬県と同じぐらいなので県になってもよさそうに思えますが、2位の旭川市は342000人、3位の函館市が265000人とぐんと減り、他のどの県よりも少ないので、今もまるっと北海道として統治した方が効率が良いということなのでしょう。

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