牛若丸のゲタは登山靴!?

JUGEMテーマ:雑学

 

人気のある歴史上の人物は数々いますが、中でも源義経は、判官びいきという言葉が生まれるほど日本人に深く愛される1人。不遇な生い立ち、輝かしい武功、そして悲劇的な最期というドラマチックなストーリーが、長く愛される理由なのでしょう。

 

義経の物語にはさまざまな名シーンが登場します。牛若丸と呼ばれていた少年時代、京都の五条大橋で弁慶と初めて出会ったシーンもそのひとつ。鞍馬山の天狗に剣を習ったと言われる牛若丸。大男の弁慶が振り回す薙刀を避け、橋の欄干をひらりひらりと飛ぶ姿は、まさに超人です。さらに驚きなのが、牛若丸が履いているのは一本歯のゲタ。とても歩きにくそうで、危険ですよね。なぜそんなものを履いていたのでしょう?

 

あの頃は、ゲタといえば一本歯だったそうです。というのも、一般庶民が履いていたのは草履。ゲタを履くのは山中で修行をする僧侶や山伏などの修験者だけで、山登りをしやすいように高い一本歯になっていたのだとか。そういえば修験者の格好をしている天狗のゲタも一本歯です。

 

山道を登ったり下ったりするには、二本歯より一本歯の方が滑りにくくて歩きやすいのだそうです。今で言えば登山靴。だから、鞍馬山で修行をしていた牛若丸もこの一本歯のゲタを履いていたんですね。

 

平地を歩く庶民用に二本歯のゲタが発明されたのはこの後の時代。牛若丸にとって履物といえば一本歯のゲタ。山道だけでなく、京都の町を歩く時などいつもこのゲタを履くことで驚異的な身体能力が鍛えられたのかもしれません。

 

義経が若い頃に過ごし、最期を遂げた場所でもある岩手県平泉町では毎年5/15に奥州藤原祭りが開催されます。一番の目玉は5/3の「源義経公東下り行列」。毎年イケメンの俳優さんが義経に扮して町を馬で練り歩きます。2005年大河ドラマ「義経」の時は、ドラマで義経を演じた滝沢秀明さんがお祭りでも義経公を勤め、その姿を一目見ようと、平泉町の人口の30倍に上る過去最高の28万人が殺到し、ちょっとした騒ぎになりました。

 

今年の義経は、朝ドラ「ひよっこ」でヒロインと結ばれる見習いコックを演じた磯村勇斗さんです。平泉には世界遺産の中尊寺金色堂もあります。ゴールデンウィークの行楽に、出かけてみてはいかがでしょう。

 

スポンサーサイト

  • author: スポンサードリンク
  • 2019.01.15 Tuesday

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事に対するコメント

コメントする