卒業時の第二ボタンの習慣はなぜ生まれたの?

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卒業のシーズンの思い出といえば?あげた、もらった第二ボタンという方もいるのではないでしょうか。卒業の時、女子生徒が好きな男子生徒の学ランの第二ボタンをもらうという習慣です。第二ボタンのみならず全部のボタンを取られたという伝説的モテモテ男子もいたようです。この習慣はいつからあるのでしょう?

 

昭和30年代に公開された「予科練物語 紺碧の空遠くという戦争映画からだという説があります。神風特攻隊として出撃を迎えた青年が、最期の別れに好きな人へ自分の軍服の第二ボタンをちぎって渡すというシーンがあり、ちょうどこの2人が中高生と同年代だったこともあって、その後、卒業という別れの日に好きな女性に学生服の第二ボタンを渡すという習慣が広まったと言われます。

 

なぜ第二ボタンかは、取っても着衣の乱れが少ないから、心臓に一番近い場所だからなど諸説あるようです。しかし、今の十代はこの習慣を知らない人も多いようです。というのも、今は7割がブレザーで、詰襟とセーラー服はわずか3割だから。

 

もともと陸軍の軍服から誕生したという詰襟の学ランは、国際社会となった今、戦争を連想させる服装として避けるようになったり、80年代ブームだった短ラン、長ラン、ボンタンといった変形をやめさせるためにブレンザーに代わったなどがあるようですが、何より個性が重要視される時代、オシャレな制服で少子化した学生の応募を獲得したいというのも大きな理由のようです。ブレザーとなった学校では、第二ボタンに代わってどこかのボタン、名札、ネクタイ、校章などになっているのだとか。

 

この春、ご卒業の方はおめでとうございます。形見ではなく、学生時代の素敵な思い出としてやり取りできる時代で良かったです。

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  • 2018.09.04 Tuesday

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