明治の客車の窓ガラスに白線が入っていた理由

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今も昔も人気の鉄道。近年は男性ファンだけでなく、鉄子と呼ばれるコアな女性ファンも登場し、ひとつのカルチャーカテゴリーになっています。そんな鉄道が誕生したのは明治5年。品川―横浜間で仮営業をスタートしたのが新暦で612日、正式に開通して式典が行われたのが1014日。これを記念して毎年1014日は「鉄道の日」とされています。

 

汽車に初めて乗った当時の人たちは、下駄や草履などの履物をホームに脱いだまま乗ってしまったり、開通当初は列車内にトイレがなかったため、停車中に駅のトイレへ駆け込むのが間に合わずそそうしたりと珍事件が勃発していたようです。

 

ある時など、汽車に乗っていた男性が窓の外に広がる景色に見とれて、窓ガラスがあるのを忘れて思い切り身を乗り出して頭をぶつけ、ガラスを割ってしまったこともあるそうな。汽車だけでなくガラスも珍しかった時代、こうした事故を防ぐため、それからしばらくは窓ガラスの人の目の高さに、白い横線を一本入れていたそうです。大宮の鉄道博物館にある当時の客車の実物大模造にも、確かに窓に白い横線が入っています。せっかくのキレイな景色が見づらくなってしまいますが、安全優先だったのでしょう。

 

今は当たり前になった電車。乗客の多くは下を向いてスマホを見ています。たまには顔を上げて車窓に広がる景色をのんびり眺めてみてはいかがでしょう?空がきれい、季節の花が咲いているなどの発見があり、気ぜわしい今の時代ならではのひとときの贅沢が味わえるかもしれませんよ。

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  • 2017.11.16 Thursday

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