蚊取り線香の器はどうしてブタ?

JUGEMテーマ:雑学

 

かつて夏の風物詩と言えば、花火、スイカ、うちわ、そしてどこの家庭にもあった蚊取り線香を入れるブタ形の容器・蚊遣りブタ。今でもちょっとレトロなシーンなどに登場します。この蚊遣りブタ、どうしてブタの形になったのでしょう?

 

一説には、蚊に困っていた養豚場が、蚊避けのために筒状の容器に蚊取り線香を入れて焚いていたのを、煙の量を調節するため口を絞るなどして工夫しているうちブタの形になり、焼き物で有名な愛知県の常滑焼が土産物として販売したところから広まったと言われています。でも蚊取り線香が生まれたのは明治に入ってから。しかし江戸時代後期の武家屋敷跡から蚊遣りブタが出土しているらしく、その頃から既に使われていたことが伺われます。

 

蚊取り線香が生まれる前は、蚊避けとして松や杉などの木を焚いていました。殺虫力はありませが、煙で燻して追い払っていたそうです。養豚は江戸時代から行われていたので、養豚場の話が事実なら、使われたのも蚊遣り木というのが正しいのかもしれません。

 

今は煙の出ない電気式のリキッドタイプ、マットタイプなどさまざまな蚊取り器があり、形もスタイリッシュになりました。時代と共に消えていく物が多い中、未だに生き残り愛され続けている蚊遣りブタ。忙しい現代人にとっては蚊を取る道具というより、コロンとした丸い姿と大きく口を開けたちょっとおマヌケな顔が、癒しの存在として受け入れられているのかもしれませんね

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  • 2017.10.16 Monday

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