野外炊飯に優れたそら豆型

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今は空前のアウトドアブームだそうです。しかも20年前に流行したような男性的なアウトドアではなく、ファミリー層や女性が楽しむスタイルが人気なのだとか。その原因はSNSにあるという説が。つまり、非日常的な写真を投稿するためにアウトドアへ行く人が増えているようなのです。

 

理由は何であれ、アウトドアの楽しみといったらなんといっても、大自然の中で食べる食事ではないでしょうか。最近はアウトドア調理道具でも、ダッチオーブンやキャンプクッカーなどオシャレな炊飯器具がたくさん登場していますが、やはり野外炊飯といったら基本は飯ごうでしょう。

 

原型はヨーロッパの軍隊で使われていたものが、明治期に洋式軍隊と共に採用され、日本でお米を炊く用に改良されたそうです。なので昔は黒やカーキ色だったのが、今はシルバーやカラフルなものなど、いろんな種類があります。でも、ほとんどが中央がくびれたそら豆型なのはなぜでしょう?

 

飯ごうはもともと、兵隊さんたちが使う野戦用の炊事用具として開発されたもの。リュックやベルトに括り付けて持ち運ぶ際、湾曲があることでかさばらずに安定する。いくつかの飯ごうをまとめて炊く時、ぴったりくっつくからコンパクトにまとまり、かまどが小さくて済み、焚き木を節約できる。火力にムラのある焚き木でも対流によって熱が伝わりやすくご飯が炊きやすい。炊きあがった飯ごうをまとめて運ぶ際、曲面をぴったり重ねて持つとグラグラせずに安定し、一度にたくさんを運べる、などの理由があるそうです。

 

キャンプをする時、今は車がありますから歩いて運ぶことは考えなくてもいいですが、対流を活かしておいしいお米が炊けるというのは日本ならではの楽しみと言えます。せっかくの非日常を楽しむのなら、飯ごうで野生的においしいご飯を味わってみてはいかが?

盲腸は大事な役割を持っていた!

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手術が必要な身近な病気といえば、虫垂炎があります。通称、盲腸。盲腸の先にある虫垂という小さい袋が炎症を起こす病気ですね。日本人で発症する割合は、1000人に11.5人とも15人に1人とも言われ、いずれにせよ高い頻度です。1020代に多いそうですが、それ以外の幅広い年代でも起こります。

 

あまりにも多くの人が発症し、手術で取り除いてしまうため、盲腸は役に立たないものの代名詞のように言われていました。本当にそうなのでしょうか?

 

盲腸は大腸と小腸の境にあり、食べ物が小腸から大腸へ通過しようとすると、盲腸を含めた大腸上部が動いて食物を行き来させながら消化を促します。特に草食動物の場合は、小腸で消化し切れなかった食べ物が盲腸でさらに細かく消化されるという大事な働きをしています。でも人間の場合は、それほど消化の悪いものを食べないため、盲腸の役割も重要視されていませんでした。

 

ところが近年の研究で、盲腸の中にはたくさんの免疫細胞が棲んでいて、健康に関わる腸内フローラ(腸内細菌叢)を整える役割を果たしていることが分かってきました。また2015年には、手術で盲腸を取ってしまった人と、手術していない人を比べると、手術した人の方がその後1年半〜3年半の間、大腸がんになる確率が2.1倍という発表があり世間を驚かせました。

 

当たり前のことですが、取るに足らないように思われていた盲腸にも、大きな存在理由があったんですね。

 

「自分は手術で盲腸を取ってしまったから、大腸がんになる可能性が高い?」なんてあまり心配し過ぎないでください。リスクが上がったのは術後3年半までのことで、その後のリスクは手術しない人と同様だそうです。大らかに過ごした方が、体全体の免疫力もきっと高まりますよ。

.猫のキャットウォークのヒミツ

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「犬も歩けば、猫も歩く」…犬も歩けば棒に当たるのことわざをパロディにしたこんなコントを、坂本龍一さんなどが所属したテクノバンドYMOとスネークマンショーというコントユニットが1980年代にアルバムに収録していました。なるほど、確かに歩くよなあと笑ったものです。

 

犬も歩けば猫も歩く、そんな当たり前のことですが、犬と猫の歩き方に違いがあるってご存じですか?

 

私たちが通常歩く時は、右足と左手、左足と右手が同時に前へ出ます。同様に、歩く時は右前脚と左後脚、左前脚と右後脚が前に出るのが犬です。いわゆる対側型動作です。ところが猫は、右の前脚と後脚、左の前脚と後脚が同時に出る同側型動作なのです。運動会の行進などで緊張して右手と右足、左手と左足を同時に出して歩いてしまうあの形ですね。

 

えー!そうなの!?あんなに猛スピードで走ったりしているのに?とよくよく猫の動きを見てみると、まったく同時ではないものの、確かに右前後脚、左前後脚が出ていました。この歩行法は「ナンバ歩き」と言われ、江戸時代までは日本人もやっていたというのですから驚きです。

 

言われてみれば、能や歌舞伎、日本舞踊などでそういう歩き方を見かけますし、お相撲のすり足しながら手を出す「鉄砲」という動作も右手右足、左手左足を出しています。浮世絵に登場する人物のる歩き方や、佐川急便さんの飛脚マークもそうなっています。

 

そんな日本古来の歩き方も、明治になって着物から洋服に変わったり、学校教育に西洋式軍事訓練が取り入れられたことなどで廃れたと言われています。でもこのナンバ歩きは、筋肉や関節に余分な力がかからず楽に前進できるので、今はリハビリなどに取り入れられているのだとか。他にも、長時間歩いても疲れない、坂道や階段を楽に昇れるなどのメリットがあるそうです。

 

知ってか知らずか、猫のしなやかなキャットウォークは、体に負担の少ない歩き方だったんですね。

体をトントンと叩くと何が分かる?

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病院へ行くと、お医者さんは初めに口頭でいろいろ質問してから(問診)、皮膚や舌などを見たり(視診)、脈やお腹を触ったり(触診)、聴診器で心臓や肺の音を聞いたり(聴診)、指で体を叩いたり(打診)して診断します。

 

医療が発達した今でも、こうしたお医者さんの五感と経験を使った診断はなくなりません。でも、見たり聞いたり触って様子を診るというのは分かりますが、トントンと指で叩くという方法はいったい、いつ誰が考えたものなのでしょう?

 

この打診を考えたのは、18世紀のオーストリアの医師レオポルト・ウエンブルッガーさん。当時、胸の病気の場合、胸壁があるため診察で確認することができませんでした。そんな時、実家が宿屋だったウエンブルッガーさんは、父親がワインの樽を叩いて内容量を確認しているのを見て、打診を思いついたのだそうです。胸を指で叩いた反響で、肺の中の水のたまり具合や空洞の大きさなどを関連付けたといいます。

 

この方法を診察法として確立したのが、ナポレオンの侍医だったコルヴィザール・デ・マレさん。打診することで、心臓や肝臓が腫れていないか、肺炎や結核の可能性、お腹の張りはガスか便のせいか、などが分かるそうです。

 

やり方は、左中指の腹を対象物に密着させ、右中指の先端で左中指の背中をトントンと叩きます。肺など空洞になっているところはコーンコーンと。心臓など血液や細胞が詰まっているところはコツコツと響くそうです。

 

普段から、自分や家族、ペットの体を打診してみてはいかがでしょう。いつもと違うことに気づければ、病気の早期発見になるかもしれませんよ。

血液に型があるのはなぜ?

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以前、Widowsで使っていた外付けHDDMacにつなぎ、壊してしまったことがあります。修理会社の人に「違う血液型を輸血したようなものですよ」と言われ、同じようで違うんだなと何となく理解したものです。でもなぜ、血液に型があるのでしょう?

 

それはウィルスの蔓延を防ぐため、つまり種の保存のためという説があります。人体に入ったウィルスが細胞の外へ出る時、その体の細胞表面の構造を持つそうなのですが、そこにA型ならA型の血液型の性質が刻まれます。すると、別な体へ侵入した時、ウィルスと一緒に異なる血液型の構造が入ってくるため、抗体の働きで感染しにくくなるというのです。

 

同じ家族の中で1人だけインフルエンザやノロウィルスに感染しなかった、などという人がいますが、血液型か関係しているのかもしれませんね。

 

日本人で一番多いのはA40%、次いでO30%、B20%、AB10%の割合と言われますが、地域分布についてある仮設が立てられています。人類の初めの頃、森林や山など複雑な地形で見通しの悪いエリアに住んでいたのがA型。草原や砂漠など遮るもののない広いエリアに住んでいたのがB型。だからA型は几帳面で気配り気質が多く、B型は大らかでマイペースな気質が多いというのです。

 

本当かどうかは分かりませんが、森林や山が多い日本やヨーロッパにA型が多く、広大な大地が広がるシベリアや中央アジアにB型が多いそうです。南米にはO型が多く、特にブラジルやペルーは100%近くO型と言われますが、これも風土が関係しているのでしょうか。血液型占いはあてにならないと言われますが、エリアによる分布から見れば何か関係あるのかもしれませんね。

 

ちなみに、A型、B型ときて、AB型はそのMIXというのは分かりますが、なぜC型ではなくO型になったのでしょう?A型でもB型でもどちらでもない型という意味でゼロ型と呼ばれ、0型と表記していたものが、いつのまにかO型と呼ばれるようになったのだそうです。

 

あなたの血液型は何型ですか?821日は献血の日。もし時間があれば献血に行ってみてはいかがでしょう。

重体、重症、重傷の違いは?

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ニュースなどでよく、死亡、重体、重症、重傷、軽傷といった言葉が使われますが、何が違うか知っていますか?

 

「死亡は亡くなったということでしょ?」と分かりますが、即死という意味ではありません。事故が起きてから24時間以内に死亡したものを言うのだそうです。交通事故による死亡者数は、警視庁の場合は発生から24時間以内に死亡した者と30日以内に死亡した者をそれぞれ集計していて、ニュースなどで発表される「交通事故死亡者数」は、多くがこの24時間以内に死亡した数なのだそうな。

 

一方、厚生労働省による「人口動態統計」は、年間で死亡した者のうち死因が交通事故によるものという基準なので、364日後に亡くなった方も含まれます。また警視庁の場合は総人口が対象なので在日外国人も含まれますが、厚生労働省の方は日本人のみが対象となっているので、数に違いが生じるのだそうです。

 

では重体、重症、重傷の違いは?重傷は、ケガの状態が重くて目安として全治1カ月以上かかるもの。1カ月未満の場合が軽傷です。重症はケガや病気の程度が3週間以上の入院を要するもの。そして重体とは、ケガや病気に関わらず命の危険にさらされている場合なのだそうです。

 

ただ全治1カ月といっても、完全に治る訳ではなく個人差もあります。なので全治1カ月未満のケガだからと「軽傷」とは言わず、できるだけ「全治〇日間」と表現するようにしているのだとか。軽傷と言われると、こんなに痛い思いをしているのに軽くみられたようで気分を害する人もいるんでしょうね。

犬は緑と赤の区別ができない

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かつて犬は色の識別ができないと言われていました。明暗しか判断できず、白黒の世界を見ていると言われていたのです。ところが近年の研究で、見やすい色と見にくい色はあるものの、白黒の世界ではないことが分かってきました。

 

人間の目の網膜には錐状体という色を感じる細胞があり、さまざまな色を識別しています。でも犬は、錐状体の種類が少ないため認識できる色が限られ、青や黄色は認識できても、赤や緑を認識するのは苦手なのだそうです。

 

何種類かの色紙を貼った箱を用意し、決まった色の箱にだけ餌を入れて犬たちはどの箱を選ぶかという実験を何度か繰り返した後、餌を入れずに行ったところ、犬たちは前に餌が入っていた色の箱を選んだというのです。明暗が同じぐらいの違う色でも実験したところ、決まった色だけを選んだので、明るさだけで判断しているのではないということが証明されたのだそうです。この研究をしたのはロシアのグループだと言われていますが、詳細は分かりませんでした。

 

ですが、イタリアのバーリ大学の研究グループが色覚検査のひとつである石原表を使って実験を行い、青と黄色は感知できるが赤と緑の分別は難しいという結果を2017年に「Royal Society Open Science」に発表しています。ということは、赤と緑がキレイなクリスマスツリーも犬にはただ真っ黒なのかグレーなのか、同じ色に見えていることになります。

 

公園や庭でボール遊びをしていて、ボールを見つけられずにウロウロ探しているワンちゃんがいます。もしかして緑の芝生や草の中で赤いボールを投げていませんか?青や黄色、白などのボールを使ってあげると分かりやすくなると思います。

一級河川の一級って何?

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川を渡る時、よく橋のたもとに「一級河川 富士川」とか「二級河川 巴川」などと書かれている看板を見かけます。勝手に、大きい川が一級河川なのかな、と思っていましたが、そうではないようです。水系的に見て、公共の利害への重要度の高い順から一級、二級、準用と3段階に分けられているのだそうです。

 

一級河川とは、国の保全や経済的に特に重要な水系であると政令が指定した中で、国土交通大臣が指定し管理している河川。二級河川とは、一級河川以外で公共の利害に重要な関係があるもののうち、都道府県知事が指定して管理している河川。一級・二級以外で市町村長が指定・管理しているものが準用と呼ばれているとのこと。

 

二級河川がいくつもの県にまたがって流れている場合は、当然、指定・管理者もその数だけいる訳で、二級河川にするかどうかを互いに協議の上決めるのだそうです。例えば、川が海に出る時の重要度で一級河川に指定されると、その上流の小さい川の状態でも一級河川なので、小さい一級河川というのはたくさんあるのだそうです。

 

あなたの街にはどんな川がありますか?意識して見ると重要度が見えてくるかもしれませんよ。

蚊に思う存分血を吸わせると痒くならない!?

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夏の夜、寝ようと思ったら耳元でプ〜ンという羽音がして寝られない!蚊の一番頭に来るところです。血を吸うのは卵を産むメスだけで、あのプ〜ンという羽音も、交尾をするオスをおびき寄せるためなのだとか。

 

蚊のもうひとつ頭に来るのが、血を吸われていても気付ないこと。あんな針を刺されているのになぜ何も感じないかというと、蚊の針は1本ではなく数本が束ねられた状態で接触面が少ないため、傷みを感じないようになっているというのですから驚きです。確かに、針を刺す時が一番、蚊にとって危険なわけですから、ここをクリアすることが子孫を残すためには重要なんですね。

 

ではなぜ、蚊に刺されると痒くなるのでしょう?動物の血は体外に出ると固まる性質があるため、蚊は血を吸う時に血を固めない物質を出します。この物質が人間の体内に入ると抗体となって痒くなるのだそうです。

 

蚊に刺されてる!と気づくと、思わずそこでパンッと叩いていませんか?実はこれが一番痒くなる原因。蚊は血を吸い終わるとこの痒くなる物質も吸い戻してしまうため、吸い終わるまでじっと待った方が痒みが少なくて済むのだとか。本当かどうか、勇気のある方は試してみてください。

水入りペットボトルは怖くないニャ

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よく家の周りや庭先に水の入ったペットボトルを置いているのを見かけます。猫が勝手に入ってきてフンをしたりするのを避けるための猫よけとして置いていると思いますが、実は効果がないどころか危険だって知ってましたか?

 

ペットボトルの水に光が反射してキラキラ光るのを猫は嫌うということから、猫よけに効果的と一時期ブームになりました。でも、猫が警戒するのは最初のうちだけ。特に害がないと分かると、その後は気にしなくなります。

 

それだけなら仕方ないで済みますが、水の入ったペットボトルに光が当たると、光が反射や屈折をして一点に集まり火災を引き起こす恐れが。収れん現象と言って、虫眼鏡で光を一点に集めると火が点くのと同じ原理です。そのため、2010年には東京消防庁が猫よけペットボトルへの注意喚起を行っています。

 

だったら安全な猫よけにどんな方法があるのでしょう?(1)猫の嫌いな臭いを撒く…市販の忌避剤、木酢液、ミカンの皮など。ペパーミント、ローズマリー、レモングラスなどのハーブを猫の通り道に植えたり、鉢に入れて置くのもいいでしょう。玉ねぎをバラバラにして撒いたら効果があったという例もあるそうです。

 

(2)猫の嫌がるものを置く…砂利、大きな石、市販のトゲトゲシート、超音波猫よけ機。猫は水を嫌うので、水を撒く。バラやサボテンなどトゲのある植物を植えたり、タイムやゼラニウムなど地面を覆う植物を植える。

 

(3)猫が来たら追い払う…センサー感知式散水機、センサー感知式ブザーなどがあるようです。

 

いずれも猫によって個体差があり、万能という訳ではないようです。また一回で効くというものでもないので、「ここは何か落ち着かないニャ」と猫が学習するまで、繰り返し継続することが大事だそうです。